認知症の症状


構音障害



構音(こうおん)とは、正しく発音ができることと言えます。
ここでは、認知症でも脳血管の障害がある時によくみられる構音障害について説明します。

この構音障害は、声を出したり言葉を話すのに必要な身体の一部がうまく動かないためにおこります。

例えば

(1)くちびる、舌、声帯などの発声や発語にかかわる器官のまひ
(2)発声や発語にかかわる運動をうまく調節できない


などが挙げられます。


構音障害がおこると
● 何か話そうとしているけれど、聞き取りづらく、何を言っているのか分からない
ということがあります。

「話す」ための音を作るのが上手にできないだけなので、筆談をしたり五十音表を使ったりして、意思を伝えることができます。


脳血管障害の後遺症などで手や腕が思ったように動かないこともあるので、そのような時は筆談や五十音表の利用もたいへんな負担になると思います。声を出しにくいストレスに加えて、なかなか思いを伝えられない、思いを分かってもらえないことは大変辛いですが、同様に、周囲の人も分かってあげられない辛さがあると思います。道具を使ったり、言語聴覚士(ST)に相談しながら、その人それぞれのコミュニケーションの方法をみつけていくことが大切だと思います。(HR)

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